優秀な人材集まれ

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彼は人材派遣を辞めさせられてもう3ヶ月間も街をさまよっています。街にあるフリーペーパーをとっては見ていますがなかなかこれといった仕事がない現実が立ちはだかりました。人材求人はあるのですが足の少し悪い自分にはどうしても応募しにくい物だったのです。ヘルパーの3級の資格はあるがそれは今持っていても何の意味もない事は知っていた。以前やっていたような料理の介護もなにもない。別に資格がなくてもいいと応募している所になけなしのお金で電話をしてみたが冷たい返事が返って来るばかりだ。彼は動物園前の階段にひとり座って頭を抱えていた。彼が今日口にした物はボランティアの一杯の炊出しだけである。涙が自然にあふれてきた。身体が大きく震え出した。少し熱がありそうだったが今はただ耐えるしかない。また明日になればいい事があると信じていたかった。しかしそう言う思いもただの空想に変わってしまう事は分かっていた。それでもいい事を考えて彼は現実をしのぐしかなかったのだ。道のりは遠いのか。

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